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ナガンヌの癒し

親子クジラを追う1日

· ドローン空撮

2月の親子クジラは、人が忘れかけた愛を思い出させる。

2月某日、私たちは沖縄県那覇市へと向かいました。

目的は、ドローンでのクジラ空撮。泊港から高速船で約20分ほど沖へ出ていくと、そこはもう、クジラたちがいつ出てもおかしくない海域になります。

2月は100%親子クジラに出会える時期

クジラが現れるのは主に2月頃。3月末もしくは4月の頭くらいまでは現れますが、時期が遅くなると見つけることが難しくなっていくので、3月中旬頃までがホエールウォッチングのピークになります。クジラは子育てのために沖縄の海にやってきます。子育てに最適な環境があるのでしょう。親に寄り添うように泳ぐ子クジラを、間近で見ることもできます。

クジラを探す

船からクジラを見つけるのですが、海に慣れた船長とスタッフが、仲間の船との無線交信で目撃情報を共有したり、ソナーを使って船の近くの海底を探索したりと、私たちの知らないところでもクジラを見つけるための努力をしてくれています。最終的には長年の勘なのかもしれません。

クジラが近くに来て浮上してくると、ブロー(潮吹き)が上がります。ブローは、だいたい7~8m程度上がるので、割と遠めでも発見することができます。ドローン撮影隊は、ブローが上がったら即座にその地点に急行します。

ブローが上がった位置を、船長や船のスタッフは、船から見てどの方向かで教えてくれます。「11時の方向!」とか、「後方、5時!」とか。見つけると船をそちらに向けて追ってくれるので、自ずと正面12時の方向になるのですが、見つけた直後の方向指示はそんな感じです。

クジラを撮影する

ドローンをクジラの近くまで寄せて、ファインダーに捉えることができたら、ここから先は、見失うまで目視外です。

クジラを中心に据えて、泳ぎに合わせてドローンで空撮します。クジラは、急に向きを変えたりもしますが、じっくり追いながら、急な方向転換にも備えます。多くは、クジラが潜ってしまって見失うことが多いです。

潜っても、また息をするために上がってくることも頻繁です。7,8分潜って、また少し離れたところにブローが上がる、ということもあります。

親が潜ることのほうが多いです。子クジラの下から見守っているのでしょうか。子クジラだけが泳いでいて、子の下から親が浮上してくる、といった映像も、ドローンで真俯瞰に捉えていると撮影することは可能です。

クジラに見とれる

親子クジラの泳ぎは、比較的優雅です。子供が泳ぎやすいように親がヒレで支えてあげたり、あるいは頑張って一人で泳いでみなさい、とばかりに、ヒレで子供を後押ししたり。

ああ、子育てしているんだなぁ、と、カメラを通じて知ることができます。これは、ドローン空撮をするものの一つの特権かもしれません。ドローンでなければ撮影できない位置から、ライブでクジラを見ることができる、クジラの生き方を感じることができる、何とも贅沢な時間といっていいでしょう。

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