2018年10月13日・14日の土日で、大阪・豊能町を訪問しました。
大阪府豊能町。人口は1万9750人ほど。男女比はほぼ半々。65歳以上割合が43.5%。
「大阪の北海道」と呼ばれるほどの寒冷地区。一方で、大阪中心部から1時間以内で来れる里山。
妙見山を間に挟み、東と西に地区が分かれているのも特徴。
ここに来るきっかけは、この町で古民家を利用したシェアハウス「サトヤマベース~ハナビ~ in 豊能町 - こみつく」を営んでいる鶴田さんから、古民家の屋根点検を頼まれたのが最初でした。
ドローン空撮は、屋根点検にも使えます。
その鶴田さんは、古民家というリソースを最大限に活用し、人の活性化を促すコンテンツとし、多くの人が町に足を運んでくれるよう様々な活動をしています。例えば、古民家の中で鍋パーティーやピザ窯パーティーなどのイベントを開催したり、町を駆け抜けるサイクリングを企画したり。
そこに、もし、ドローンで何かできるなら、という思いも込めての訪問となりました。
そのドローン活用で可能性があるのが、豊能町吉川からほど近い、妙見山と妙見の森。
正確には、兵庫県川西市の管轄になると思います。
10月半ばということで時期が早いのですが、11月初旬ともなれば紅葉が映え、ドローン空撮で美しい映像が期待できます。
妙見の森の一番の空撮ポイントは、「北極星入口駅」と能勢電鉄さん運営の「妙見の森ケーブル」でしょう。
百聞は一見に如かず。まずは映像を。
北極星入口駅はアート作品です。
まるで銀河鉄道999のように、駅の前の線路は、まっすぐに伸びていき、空中で途切れています。
この線路の先には北極星があります。北極星に向けて旅立つ列車は、どんな列車なのか。誰がどんな思いでその列車に乗り込むのか。
そんなことを想像しても楽しいと思います。
横を並走・追走する場合は、登り列車から見て左側を。途中には電線が張ってあるので、高度は高く保ったほうがいいでしょう。
黒川駅からは、途中の交差場までが距離にして230m、高さが130mほどなので、ぎりぎりと思っていいです。
ケーブルカーの速度は比較的ゆっくりなので、ドローン空撮での並走にはもってこいの被写体です。
日の出の時間帯には、妙見の森の広場から見て、妙見山の方角から陽が昇ります。
この時間帯も、天候によっては大変見ごたえのある映像が撮れると思います。
大阪府豊能町には、他にも魅力的な空撮ポイントがあります。
そのポテンシャルは、まだまだ未知数。知られていないスポットを、今後も発掘していきたいと思います。
※この妙見の森ケーブルカー含め、妙見の森は能勢電鉄の管轄になります。
空撮する場合は、能勢電鉄さんに相談をするようにしてください。
また、行楽シーズンには、たくさんの方が来られるので、安全運航が必須です。
人が多いときは無理に飛行させないように、注意してください。